全体を display:none にしておくとページ遷移のときにちらつきが減る
最近は CSR のものばかりで最初から HTML があるものはあまり作らないので気にしてなかったのですが 久々にそういうページを作ったら module のロード中に初期化前の状態が見えていまいちなものになりました
CSS のロードも ESM でやると適用されるのが後からになりますからね
また CSS を同期的にしても JavaScript で初期状態のクラスを設定する場合 module が全部ロードされてから処理が行われるので それまでに違う状態の画面が表示されてしまいます
ほぼ一瞬ですが チラつきになりますし あまり気持ちのいいものではないです

一瞬関係ない画面が映るよりは display: none をつけて何も表示されないほうがマシかなと思って display: none にしてみると 思ってた以上に良い動作になりました
一瞬の真っ白な画面が挟まりません
前のページの画面が維持されて display: none が消えて表示される状態になって始めて画面が更新されました

ただ 500ms くらいが境目のようで 600ms とか 1s ほどの遅延になると一瞬真っ白な画面が挟まります
それ未満の 300ms などだと 真っ白な画面は発生しません
display: none を外してみると 一瞬関係ない画面は出るので ブラウザがいい感じにしてくれてるようです

注意点として body の中身が全く表示されない状態の必要があります
メインのコンテンツの div を display: none にしてもその外に表示される要素があったら それだけが表示されます
body ごと display: none にしておくのがいいかもですね

試せるページ↓

遅延300ms+display:noneあり
遅延300ms+display:noneなし
遅延800ms+display:noneあり
遅延800ms+display:noneなし

下の方にあるリンクでメインとサブのページを交互に移動できます
URL の delay と hide で遅延させる時間や display: none の有無を変更できます
詳細はページ内のクエリパラメータの説明参照です
localhost へのアクセスは preflight リクエストが発生する
localhost へのアクセスで単純な fetch なのに preflight リクエストが発生しました
追加ヘッダーもなく GET リクエストで

fetch(url)

だけなのですけど

各ページで devtools を開いて コンソールから fetch を実行し ネットワークパネルで preflight リクエストの有無を確認します
リクエスト先は 「http://localhost:8000」 です

「https://let.blog.jp/」 → あり
「https://www.yahoo.co.jp/」 → あり
「https://www.google.com/」 → あり

「http://var.blog.jp/」 → なし
「http://localhost:7000」 → なし

外部からだからというわけではなく https のページから localhost へのアクセスだと発生するようです
localhost 以外からでも http のページからだと発生しません

localhost 関係なく https → http なら発生するのかと思って 試してみましたが発生しませんでした
https から localhost だけのようです

localhost の代わりに 127.0.0.1 としても同様ですが 192.168.1.11 など自身の IP アドレス指定にした場合は発生しません

関係ないですが Github や MDN のページから fetch を実行すると CSP でブロックされました
これがあるから CSP は嫌なんですよね
devtools や拡張機能からなら無視してほしいものです
ブラウザのシークレットモード
ブラウザのシークレットモードの話題を見かけたけど未だに機能を理解してない人が多いみたい
起動したときの最初の画面に丁寧に書かれてるのにね

PC のローカルに情報を残さないのであってサーバー側には普通に残る

Cookie とかが完全にクリアな状態から使えて 閉じたらデータが残らないのでログアウト漏れとかがない
少し PC を借りて使うようなときに使えるもの
共有 PC で他の人に履歴見られたくないとかにも
キャッシュや Cookie 異常で正常にページが見れないときの原因切り分けとかにも

なので Google などにトラッキングされてるとか当たり前だしそれで何が問題なの?としか思えない
Sushi Browser
なんか見つけた謎のブラウザ
https://sushib.me/ja/

Chromium 系ブラウザは色々あっても基本は Chromium なのですがこれは Electron ベースのようです
Node.js が使えるということはローカルアクセスなどブラウザではできない機能が豊富そうです
特にターミナルが使えているのが特徴的

コンセプトは 通常のブラウザでは画面がもったいないから最大限効率化したいということみたいです
効率化しすぎた結果なのかサンプル画面を見てもレイアウトがどうなってるのかよくわからないくらいレベルです
renderer プロセスの HTML で Grid 使ってコントロールや webview いっぱい配置した感じなのでしょうか

思いつきで作ったまま放置されてそうな予感はしたのですがそれなりの期間更新されてるようですし 新しいタイプのブラウザとして使ってみるのはありなのかも?